映像作家・橘 剛史インタビュー

2015年05月26日
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橘 剛史

福岡県出身。幼い頃に映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を見て深い感銘を受ける。高校卒業後、東京フィルムセンター映画・俳優専門学校で映画製作を学び、在学中から映像作品をつくり続ける。短編映画『心臓の弱い男』が米国アカデミー賞公認映画祭ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2013にノミネート。海外での活動を視野に入れたオーストラリア留学を経て、現在は地元である福岡県行橋市を拠点に活動中。 


IMG_6473 映画監督・映像作家 橘 剛史

 

 

「そらダン」を最初に見た印象は?

最初に見たのは、「わっしょい百万夏祭り」のパレード動画でした。第一印象としては、単純ですが「面白いことやってるなー!」と思いました(笑) そのあと社員の皆さん向けの練習用動画を見たのですが、飛行機や空のことを表現しつつ、誰にとっても覚えやすい振付けで、うまく考えられているなと感じました。

 

PVのコンセプトは?ドキュメンタリー的に撮りたいという意向はもともとあったんですか?

音楽とダンスを見た時に、これは僕の感性ですが、『宇宙』『惑星』『時空』『異空間』などといったキーワードが頭に浮かびました。企業のダンスPVは他にもいろいろとありますが、今までにないものにしたいという気持ちもあり、そのキーワードを元に、“日常空間の中の非日常的世界”といった、時空を超えていく世界観に自ずとなっていきました。僕は飛行機に乗るときにちょっとリッチな気分になったり、日常から離れた不思議な気持ちになるんですけど、そういうのも反映されたのかなと思います。「そらダン」本来のコンセプトとは少し違うかもしれませんが、PV独自の世界観もあっていいかなと思って、僕の感じた「そらダン」をそのまま演出しました。なのでドキュメンタリー調にしたいっていうのは元々あまりないんですよね。普段の仕事の様子をどう面白く見せていくかっていう所で、その世界観を取り入れたら、仕事風景の中で1人だけ踊っていたりする変なドキュメンタリーっぽい?シーンになったんじゃないかと思います。

 

PVで、こだわりのシーン、撮影が大変だったシーンなどはありますか?

こだわったのは、格納庫前の全員でのダンスシーンやステディカム(防振装置)を使った各セクションのダンスシーンですね。ダイナミックに、そしてうまく航空会社らしさも入れることができたと思います。大変だったのは機内のシーンです。室内に設置されたモックアップでの撮影だったため、本物の機体に似てはいるのですが、窓の抜けなどリアルではない部分もあり、それを照明などでカバーしながらどう本物らしく見せるかが大変でした。編集は楽しくやれましたよ(笑)

 

PV撮影で印象的だったシーン、撮影場所、撮影時のエピソードなどありますか? 

まず最初にロケハンをしたときに、格納庫内の壮大さと、その外観のかっこよさにシビレました。ここは、普段お客さんにとってはなかなか見ることができない場所で、当初からここは作品の中に取り入れたいと考えていました。撮影日は雨で、格納庫内で撮影せざるをえないか…となったのですが、なんとかその時だけ雨が止んで、格納庫の扉の前で大きなロゴをバックに撮影することができました。あのシーンは今見てもかっこいいなと思います。ただ撮影日は寒波も襲ってきて、猛烈に寒かったですね。出演者の方々には凍えながら踊ってもらって(しかも何度も)、大変な思いをさせてしまいました。

 

橘さん、雨男ですか? 

はい、雨男です。。。PV撮影も、ワークショップのときも大変でしたね。ご迷惑おかけしました(笑)

 

 

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